手間なしコスパ良しの味噌汁出汁

毎日飲む味噌汁は添加物に頼らずに作りたい。けれど毎回カツオ昆布出汁を取るのは面倒な上、コストもかなりかかります。余計な手間なくコストもあまりかからず無添加で味噌汁の出汁を取る方法、家では以下のようにしています。

材料(味噌汁4杯分位)

煮干し2匹
干し椎茸 小サイズひとつ

干し椎茸は何でもよいですが、いわきゴールド椎茸がお気に入りです。サイズが小ぶりで1回分にちょうど良い。大きな干し椎茸しか手に入らないときは、乾燥したまま手でバリっとちぎって半分位にして使います。

作り方

1.鍋に水を入れ、煮干し(そのまま)と手で適当にちぎった干し椎茸を入れるだけです。煮干しは頭とはらわたを取ると良いと言われていますが、そのまま入れて問題なしです。

時間があれば1時間ほど前に浸しておいても良いですが、作り始めるタイミングで入れても全く問題ありません。


2.煮干しと干し椎茸を入れたら、火にかけて味噌汁の具材をどんどん入れ一緒に煮込むだけ。我が家は味噌汁に複数の野菜をたっぷり入れるため、火にかけているトータル時間はおそらく10~15分ほどだと思います。それで十分出汁の効いたお味噌汁が出来上がります。


3.最後味噌をとく際か盛る際に煮干しのみ箸で取り出せばOK。干し椎茸はそのまま具材として食べます。
取り出した煮干しは面倒なら捨てても良いのですが、最後まで使い切りたい!という場合、頭とはらわたを取り除き、手で出来る範囲で細かくし(ここではあまり細かくできなくとも良い)、容器に入れて冷蔵庫で保存しておきます。蓋をせず冷蔵庫に保管しておけば自然に乾燥するので、出汁殻の量が溜まるまで腐らず保管可能。量が溜まったら自家製ふりかけにして頂きます。

鍋について

余談。味噌汁を作る鍋ですが、これまでずっとステンレス製鍋を使用し、夜に作り余った味噌汁はその鍋ごと冷蔵庫へ→翌朝余りを飲む、という流れでやっていました。しかし、金属製の鍋だと大抵説明書に、余った料理を鍋に保管しないでくださいというような旨が記載されています。料理の中に含まれている塩分や酸などが、錆や腐食を誘発する恐れがあるとのこと。
そこで、ホーロー鍋で味噌汁を作り、翌朝まで保管するように切り替えてみました。ホーロー製だと表面がガラス製のため、食材の成分の影響を受けにくく保存にも良いそうでおすすめです。

より簡単な味噌汁出汁

上記に煮干し+干し椎茸の方法を記載しましたが、もっと簡単に、干し椎茸オンリーで作ることもあります。煮干しを取り出す手間もふりかけに活用する手間もなく、最も簡単。
水に干し椎茸をちぎり入れて味噌汁の具材と共に煮込むだけ!具材は味の薄い野菜だけだと少し物足りないかもしれませんが、数種類の野菜やわかめ等を入れればそれらの旨味と相まって美味しく出来ます。

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